ビッグモーターの店舗前の街路樹が伐採されたりした問題で、神奈川県警は30日、器物損壊の疑いで、本社に勤務していた福岡県志免町、社員の蒲原（かもはら）敏之容疑者（51）を逮捕した。
逮捕容疑は2022年10月12日、他の数人と共謀し、川崎市川崎区の歩道に植えられたオオムラサキツツジ6本（10万円相当）を切断したとされる。
蒲原敏之容疑者は、２０２０年２月に取締役になるが、パワハラが原因で２０２０年５月に環境整備推進委員（木こり）降格したとされている。
川崎市によると、店舗従業員が本社から指示を受け、「環境整備のため」として伐採したことを認めている。県警は2023年8月に市からの被害届を受理し、9月には店舗と本社を家宅捜索していた。
