投資

チャートの基礎1 ローソク足の種類と相場心理

陽線

・大陽線 

丸坊主:上ヒゲも下ヒゲもない大陽線。上昇一辺倒で強気のサイン。

大引け坊主:短い下ヒゲが出ている陽線。上昇トレンドの途中で一時的な下降に転じるも、高値引けとなったことを表します。株価が上昇したまま大引けを迎えたことを示すため、翌営業日も株価の上昇する可能性が高い、強気のサイン。

寄り付き坊主:短い上ヒゲが出ている陽線。基本的には強気のサイン。しかし、天井圏で出現した場合はトレンドが反転する可能性がある。

・小陽線

小陽線(コマ):相場に方向感がないことを示す。

・下影陽線

下影陽線(カラカサ):長い下ひげのある陽線を描いた転換暗示線の1つ。高値圏に出ると「売り」、安値圏に出ると「買い」を暗示、底堅さを示す。

・上影陽線

上影陽線(トンカチ):終値が高値を維持できずに安くなり、上値の重さを表す。強い売りの線であり、市場心理としては売りの姿勢が持続されることが多い。一般的に売りのサイン。

陰線

・大陰線

丸坊主:上ヒゲも下ヒゲもない大陰で弱気のサイン。

大引け坊主:短い上ヒゲが出ている陰線。下落トレンドの途中で一時的な上昇に転じるも、安値引けとなったことを表します。株価が下落したまま大引けを迎えたことを示すため、翌営業日も株価の下落する可能性が高い、弱気のサイン。

寄り付き坊主:短い下ヒゲが出ている陰線。基本的には弱気のサイン。しかし、底値圏で出現した場合はトレンドが反転する可能性がある。

・小陰線

小陰線(コマ):相場に方向感がないことを示す。

・下影陰線

下影陰線(カラカサ):長い下ひげのある陰線を描いた転換暗示線の1つ。高値圏に出ると「売り」、安値圏に出ると「買い」を暗示、底堅さを示す。下ヒゲの長い陰線を下影陰線といいます。

・上影陰線

上影陰線(トンカチ):終値が高値を維持できずに安くなり、上値の重さを表す。強い売りの線であり、市場心理としては売りの姿勢が持続されることが多い。一般的に売りのサイン。

同時線

同時線(十字線):一般的に相場の転換点にこの寄引同時線が出やすく、底値圏であれば反発の可能性があり、天井圏では反落の可能性があります。

トウバ:相場の高値圏や安値圏で出現した場合、相場の変化を暗示していると捉えます。特に高値圏で出現したトウバは、上昇が終了し、下落へ転換する可能性が高いと言われています。

トンボ:相場の安値圏で出現した場合は上昇、高値圏で出現した場合は下落へ転換する可能性を暗示していると捉えます。ただし、実際は上昇相場や下落相場の途中に出現することも多く、必ずしも方向性をはっきり示しているわけではないとも言われます。