こんにちは。お祈りトレーダーです。
「AIの進化によって人間の仕事が奪われるのではないか」
最近、このようなニュースや議論を目にする機会が本当に増えました。特にプログラミングやソフトウェア開発の現場では、生成AIが驚異的なスピードでコードを書き上げるため、プログラマー不要論すら囁かれています。
しかし、マクロ経済の歴史的な視点から見ると、未来は全く違う景色になります。結論から言うと、仕事は消滅するのではなく「雇用が変容し、むしろ総需要は爆発する」可能性が高いのです。特に、米国におけるプログラマーの採用募集は過去最大になっています。
なぜAIで開発者の需要が「増える」のか?(ジェボンズのパラドックス)
皆様は「ジェボンズのパラドックス」という経済学の用語をご存知でしょうか。
19世紀、蒸気機関の燃焼効率が上がり「石炭の消費量が減る」と思いきや、逆に安価な動力が様々な産業に普及したことで、社会全体の石炭消費量はかえって爆発的に増加したという歴史的な逆説です。
AI時代のパラドックス発生メカニズム:
- AIによって、コードを書くスピードが飛躍的に上がる。
- ソフトウェア1つあたりの開発コストと期間が劇的に下がる。
- これまで「高くて発注できない」と諦めていた層から、潜在需要が爆発的に掘り起こされる。
AIゴールドラッシュにおける「ツルハシ売り」を探せ
かつてのゴールドラッシュで最も利益を上げたのは、金そのものを掘った人ではなく、「ツルハシとジーンズを売った企業」でした。この観点から、恩恵を受ける銘柄を考察します。
1. ソフトウェアテスト・品質保証(SHIFT: 3697)
システム開発の総量増加がダイレクトに業績へ直結します。値動きが軽く、テクニカル指標を駆使したスイングトレードとも相性が良い銘柄です。
2. サイバーセキュリティ(トレンドマイクロ: 4704)
開発の民主化によりセキュリティの甘いアプリが氾濫すれば、必然的に攻撃の標的になります。それに伴い、セキュリティ需要は全体的に底上げされます。
3. クラウド基盤・インフラ(さくらインターネット: 3778 / NTT: 9432)
通信トラフィックの爆発は不可避です。特にNTTなどは、安定した「年間配当ロードマップ」を構築するための土台としても適しています。