※日経平均のEPS(1株当たり利益)が劇的に上昇し、ファンダメンタルズにおける地殻変動が確認された。実体のないバブル崩壊リスクが後退した今、プロとして生き残るための冷徹な戦術転換を提示する。
こんにちは、お祈りトレーダーです。
EPSが3,650円台へと劇的に上昇した事実を確認した今、我々の戦術は根本から書き換えられます。これまで危惧されていた「実体のないバブル崩壊(真空落下)」のリスクは消滅し、現在の相場は強固な業績という鉄骨が入った「正当な上昇トレンド」へと移行しました。この新たな前提条件のもと、明日からの日経平均とどう対峙すべきか、3つの基本戦略を解説します。
1. 「空売り(ショート)」の完全封印
EPSの裏付けができた以上、「高すぎるから下がるはずだ」という値頃感からの逆張りショートは、これまで以上に絶対の禁忌(タブー)となります。
機関投資家や海外勢にとって、現在のPER17倍台は十分に「買える水準」として認識されます。ショート戦略は、日中の数十分単位での「自律反発(ノイズ)」を狙う極めて限定的な局地戦以外では、すべて封印すべき局面です。
2. 移動平均線(5日・25日)を「最大の狩場」とせよ
業績の裏付けがあるとはいえ、現在値から25日移動平均線への「テクニカル的な乖離」が永遠に放置されるわけではありません。相場は必ず、日柄調整(横ばい)か値幅調整(下落)によって、この移動平均線との距離を縮めに来ます。
しかし、これからの下落は暴落の始まりではなく、「絶好の買い場(押し目)」となります。
- 第1防衛線(短期): 猛追してくる「5日移動平均線」への初タッチ。
- 第2防衛線(中期): その下を支える「25日移動平均線」付近への調整。
価格がこれらのラインまで落ちてきたところを、冷徹に「ロング(買い)」で待ち構えるのが基本動作となります。
3. マイクロ・ミニを駆使した「分割エントリー(打診買い)」
ボラティリティ(値幅)が極めて大きい現状において、ピンポイントで底を当てるのは困難を極めます。サポートライン(5日線や25日線)に近づいた際、一度に全資金を投入するのではなく、まずは日経225マイクロやミニの少ロットで「打診買い」の陣を敷きます。
そこから、マーケットスピード II などの分足チャートでMACDのゴールデンクロスやPOC(価格帯別出来高の厚い部分)での下げ止まりを確認しながら、本玉(追撃の買い)を追加していく。このリスクを抑えたピラミッディング(乗せ商い)が、最も優位性の高い戦い方となります。
結論:引き付けて買いの刃を突き立てる持久戦へ
これからの相場は「いつ売るか(ショートするか)」ではなく、「どこまで引き付けて、買い(ロング)の刃を突き立てるか」という我慢比べのフェーズに入ります。
■ 投資戦略:【徹底した押し目買いへの大転換】
現在、株価は成層圏にありますが、明日以降、まずは下からせり上がってくる「5日移動平均線」との接触(押し目)を待つ持久戦の陣形をとるか。あるいは、強いモメンタム(勢い)が持続している間は、デイトレードの瞬発力を活かして上値のブレイクアウトに順張りで飛び乗るか。いずれにせよ、ファンダメンタルズの裏付けを得た相場に逆らうことは許されません。
相場にお祈りは不要。ただ、強固なシステムを構築し、無感情に完遂するのみ。