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英国ウェールズ自治政府の次期首相に、黒人として初めてボーン・ゲシング氏(50)が就任することが16日、決まった。これにより、英国内の首相職が全て非白人男性となる異例の事態が生じる。
中央政府のスナク首相はインド系、自治政府の首相はスコットランドがパキスタン系、北アイルランドは女性である。
ゲシング氏は、ウェールズ出身の父とザンビア人の母を持つ。1974年にザンビアで生まれ、幼少期に英国に移住した彼は、欧州で初めて黒人として政府機関のトップに就任することになる。
新首相は「私たちは今日、歴史のページをめくる」と述べ、抱負を語った。