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バカにできないコバンザメ戦略

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1. ジェットブルーの3位株主となったガルキン氏

米航空会社ジェットブルー・エアウェイズの3位株主は、機関投資家やアクティビストではなく、フロリダ州マイアミで電子機器のオンライン販売業を営むウラジミール・ガルキン氏です。彼は投資を趣味とし、デイトレーダーではなく、単にお金を稼ぎたい普通の人です。彼はジェットブルーの株式8.1%を購入し、その持ち高は1億3200万ドル(約195億円)相当です。

2. ガルキン氏の投資スタイルと背景

ガルキン氏は、アクティビスト投資家カール・アイカーン氏が大きく賭ける銘柄に投資することを好みます。彼はこれまでにもアクティビスト投資家を模倣して大きな成功を収めた経験があり、ジェットブルー株についても同様のアプローチを取っています。ガルキン氏は15歳でモスクワから米国に渡り、電子機器販売業を成功させ、その後、投資にも乗り出しました。

3. ゲームストップ株とジェットブルー株への投資

ガルキン氏はかつて、ゲームストップ株でも成功を収めた経験があります。彼はライアン・コーエン氏がゲームストップ株を買い増すたびに自身も追加購入し、一時は純資産の80%をゲームストップ株で占めていました。現在はジェットブルー株に注目し、1月から1株約5ドルで購入を始め、保有比率を9.9%まで増やすことを目指しています。

4. ガルキン氏とジェットブルーの関係

ガルキン氏はジェットブルーの経営トップとは直接対話することは少ないものの、彼の投資の決め手となったのは、新CEOのジョアナ・ゲラティ氏の起用でした。ガルキン氏は同社の経営方針に賛同し、株式を保有し続ける意向を示しています。また、取締役に対しては、持ち株を増やし、会社への忠誠心を示すよう求めています。

5. ガルキン氏の投資哲学と旅行への情熱

ガルキン氏が投資に目覚めた背景には、彼がもともと世界中を旅行していた経験が影響しています。彼は旅行についてよく理解しており、これがジェットブルー株への投資を促した要因の一つです。ジェットブルー株取得後、フリークエントフライヤープログラムのステータスを上げてもらうことも成功し、仕事と遊びを兼ねたライフスタイルを楽しんでいます。

6. 今後のジェットブルー株への期待

ガルキン氏は、今後もジェットブルー株を保有し続ける意向を示しており、同社の合理化方針に賛同しています。彼はジェットブルーの将来に期待しつつ、株式を手放す予定はないと語っています。