力と、運用ルールの狭間で
皆様、こんにちは。お祈りトレーダーです。
本日は、ポートフォリオの再編に伴い、「7803 ブシロード」の損切り(売却)を実行したことをご報告いたします。
キャッシュフロー基盤を強化するための合理的な決断ではありますが、一人の投資家、そしてコンテンツを楽しむ一人の人間として、この企業を手放すことには非常に強い残念さを感じています。今回は、同社の素晴らしい「強み」を振り返りつつ、なぜ決別に至ったのかを客観的に記録しておきます。
1. ブシロードの強み:熱狂を生むIP創出力
同社の最大の魅力は、何と言っても「独自の強力なIP(知的財産)」と、それを支える熱狂的なファンコミュニティです。
- アナログTCG(トレーディングカードゲーム)の強固な基盤: 「ヴァイスシュヴァルツ」や「ヴァンガード」など、国内外で根強い人気を誇るTCG部門は、同社の確固たる収益の柱であり、コミュニティの熱量も圧倒的です。
- 多角的なエンタメ展開: アニメ、音楽、そして新日本プロレスやスターダムといったライブエンターテインメントまで、多岐にわたるジャンルで熱量の高いコンテンツを供給し続ける企画力は、他社には真似できない唯一無二の強みです。
2. 手放す理由:配当資産としての課題
事業内容そのものは非常に面白く、日本のエンターテインメントを牽引する企業として今後も応援したい気持ちは強くあります。手放すのが本当に惜しい企業です。
しかし、私の現在の運用方針と照らし合わせた際、以下の点が無視できない懸念材料となっていました。
- 収益のボラティリティ: ヒット作に恵まれれば爆発力がある反面、デジタルゲーム部門の開発費負担や競争激化により、業績の変動幅(ボラティリティ)が非常に高くなっています。
- 配当利回りの低さ: 成長への再投資を優先するフェーズにあるため、株主還元(配当利回り)という観点では、インカムゲインを狙う投資対象としては物足りなさが否めません。
残念さを断ち切り、資産基盤の構築へ
規律の徹底と資金の再配置
現在の私の絶対目標は「年間配当100万円という盤石なキャッシュフロー基盤の構築」です。
企業への好意や「手放す残念さ」といった感情で資金を停滞させることは、投資のルール違反となります。惜しむ気持ちを断ち切り、この資金をより強固な配当資産へと再配置し、目標達成へ向けた歩みを淡々と進めていきます。