基礎控除・給与所得控除の大幅引き上げ、NISA拡充、設備投資減税などをやさしく解説【保存版】
2025年12月19日、与党(自民党+日本維新の会)が 「2026年度税制改正大綱」 を決定しました
今回の改正は、 物価高対策・賃上げ促進・投資促進・税負担の公平化 を柱とした大規模な内容です。
この記事では、検索結果に基づき、 誰でも理解できるように、ポイントをやさしく解説します。
🔍 2026年度税制改正の“超ざっくりまとめ”
- 課税最低限が178万円に引き上げ(年収の壁対策)
- 基礎控除:95万円 → 104万円へ
- 給与所得控除:65万円 → 74万円へ
- NISAの子ども口座(0〜17歳)創設
- 設備投資促進税制の新設
- 研究開発税制の拡充
- 高所得者の税負担強化(1億6,500万円超で税率30%)
- 相続・不動産評価の見直し
- 国境を越えた電子商取引への消費税強化
- 防衛特別所得税(1%)の導入(2027年〜)
🧭 1. 「年収の壁178万円」へ大幅引き上げ
→ 低〜中所得層の手取りが増える方向に
大和総研の分析によると、 課税最低限(税金がかからないライン)が178万円に引き上げられます。
内訳は:
| 項目 | 現行 | 2026年度改正後 |
|---|---|---|
| 基礎控除 | 95万円 | 104万円 |
| 給与所得控除 | 65万円 | 74万円 |
👉 年収178万円まで所得税がかからない仕組みになります。
ただし、 年収665万円付近で手取りの逆転現象が起きると指摘されています。
🧭 2. NISAがさらに拡充
→ 子どもの資産形成が可能に
財務省資料によると、 0〜17歳の子ども向けNISA口座が新設されます。
- 年間投資枠:60万円
- 非課税保有限度額:600万円
👉 子どものうちから長期投資が可能に。
🧭 3. 設備投資促進税制の創設
→ 企業の投資を後押し
P大胆な設備投資を促す新税制が創設されます。
- 生産性向上設備
- GX(脱炭素)投資
- 省エネ設備
などが対象。
🧭 4. 研究開発税制の拡充
→ イノベーション促進
研究開発税制が見直され、 控除率の強化・対象の拡大が行われます。
🧭 5. 高所得者の税負担強化
→ 1億6,500万円超で税率30%
財務省資料によると、 「1億円の壁」対策として、高所得者への追加課税が強化されます。
- 基準所得金額:3.3億円 → 1.65億円に引き下げ
- 税率:22.5% → 30%に引き上げ
🧭 6. 相続・不動産評価の見直し
→ 不動産の“過小評価”を是正
- 貸付用不動産
- 小口化不動産
などの評価方法が見直されます。
👉 相続税対策としての不動産活用が難しくなる方向。
🧭 7. 国境を越えた電子商取引への課税強化
→ 海外ECの消費税逃れを防止
- 海外通販の少額輸入品への課税
- プラットフォーム課税の導入
などが盛り込まれています。
🧭 8. 防衛特別所得税(1%)の導入
→ 復興特別所得税を1%下げ、代わりに防衛税を1%上乗せ
大和総研によると、 2027年から防衛特別所得税(1%)が導入されます。
📅 施行スケジュール(まとめ)
| 年 | 内容 |
|---|---|
| 2026年1月〜 | 基礎控除・給与所得控除引き上げ |
| 2026年〜 | 設備投資税制・研究開発税制の見直し |
| 2026年〜 | 不動産評価の見直し |
| 2027年〜 | 防衛特別所得税(1%)導入 |
📝 まとめ:2026年度税制改正は「家計・企業・投資」に広く影響
今回の改正は、 家計の負担軽減・企業の投資促進・税負担の公平化 を同時に進める大規模な内容です。
特に重要なのは:
- 年収178万円の壁の解消
- NISAの子ども口座創設
- 設備投資・研究開発の強化
- 高所得者の税負担増
2026年は、 家計の見直し・企業の投資判断・相続対策の再検討 が必要な年になります。