高級腕時計シェアリング「トケマッチ」事件は、被害総額28億円以上・預かり時計1700本以上という前代未聞の詐欺事件です。 その中心人物が、運営会社ネオリバース元代表の 福原敬済(44)容疑者。
2024年1月の突然のサービス終了 → ドバイ逃亡 → 国際手配 → 2025年12月の逮捕。 その裏には、彼の“異様な行動”と“計画的な資金作り”がありました。
この記事では、来歴・人物像・逃亡の詳細・事件の構造を徹底的にまとめます
■ 1. 福原敬済容疑者の来歴(判明している範囲)
検索結果から判明している来歴は以下の通りです。
● 基本プロフィール
- 氏名:福原 敬済(ふくはら たかずみ)
- 年齢:44歳
- 職業:トケマッチ運営会社「ネオリバース」元代表
- 住所:不詳(逮捕時点)
● 経歴(報道ベース)
- 2021年1月:高級腕時計シェア「トケマッチ」開始
- 2023年11〜12月:ギフト券キャンペーンで大量の時計を集める
- 2024年1月31日:突然のサービス終了・法人解散を発表
- 同日:元社員とともにドバイへ出国
- 2025年3月:国際手配(ICPO)
- 2025年12月26日:UAEで身柄確保 → 日本へ移送され逮捕
● 人物像(関係者証言)
- 過去にトラブルになった男性は
「チャラ男系で軽い印象だった」
- 逮捕時は
- 髪は丸刈り
- ひげを伸ばし
- 痩せた風貌 と“別人のよう”だった
■ トケマッチとは?
高級腕時計を預けると、
- レンタルの有無に関係なく毎月の預託料がもらえる
- 期間終了後は時計が返却される
という触れ込みで、2021年にサービス開始。
しかし実態は、 預かった時計を次々と売却し、その資金で預託料を支払う“自転車操業”だった。
■ 事件の核心:預かった時計2300本を勝手に換金
読売新聞によると、元代表・福原敬済容疑者(44)らは 約2300本の高級腕時計を無断で売却・質入れし、約18億円を取得。
さらに、
- 暗号資産の購入に約3億円
- オンラインカジノ関連口座に約8億円送金 していたことも判明。
完全に“利用者の資産を食い潰す”構図だった。
■ サービス終了と同時に海外逃亡
2024年1月31日、トケマッチ運営会社「ネオリバース」は突然の解散を発表。 その直後、 福原容疑者と元社員の永田容疑者はドバイへ出国。
逃亡前には、
- ギフト券キャンペーンを実施
- 大量の時計を査定に出し換金 という“逃走資金作り”が行われていた。
■ 被害総額は28億円以上
テレビ朝日の報道では、 被害届は45都道府県で受理され、被害総額は1700本・28億円以上。
被害者は全国に広がり、 「資産運用のつもりで預けたのに、時計が返ってこない」 という声が相次いだ。
■ 元代表はドバイで身柄確保 → 日本へ移送
福原容疑者はドバイで身柄を確保され、 2025年12月26日に日本へ移送され逮捕。
逮捕時の姿は、
- 髪は丸刈り
- ひげを伸ばし
- 痩せた風貌
と、逃亡前とは別人のようだった。
■ なぜここまで被害が拡大したのか?
● ① シェアリングエコノミーの“安心感”
「実物資産があるから安全」という心理が働いた。
● ② 高級時計ブーム
ロレックスなどの価格高騰で、 “資産運用”として預ける人が増えた。
● ③ 返却状況を確認できない仕組み
時計の保管状況・貸出状況は利用者から見えず、 運営側の不正を見抜けなかった。
■ まとめ:トケマッチ事件は“シェアリング詐欺”の象徴
トケマッチ事件は、 シェアリングエコノミーの信頼を悪用した巨大詐欺だった。
- 預かった時計を勝手に売却
- 返却の原資は新規預託者の資金
- 代表は海外逃亡
- 被害総額28億円超
という、典型的な“資産持ち逃げ型”の詐欺構造。
今後、同様のサービスを利用する際は、 「資産の保管状況を確認できるか」 が重要なチェックポイントになるだろう。
■ 中山大志容疑者とは?(報道で判明している情報)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 中山 大志(なかやま たいし)容疑者 |
| 年齢 | 44歳 |
| 住所 | 大阪市平野区 |
| 職業 | 職業不詳(元ネオリバース従業員) |
| 逮捕容疑 | 詐欺(ロレックス15本・約1800万円相当を詐取) |
■ どんな役割を担っていたのか?
● ① 福原容疑者と“共謀”して時計を詐取
読売新聞によると、 中山容疑者は 福原容疑者と共謀し、2023年8〜12月に東京都内の男性からロレックス15本(約1800万円相当)をだまし取った疑い。
● ② トケマッチの元従業員
テレビ朝日も、 「元従業員の中山大志容疑者」 と明確に報じている。
つまり、 内部の人間として福原容疑者と共に詐欺スキームを実行していた とみられる。
● ③ 逃亡はしていない
福原容疑者はドバイへ逃亡したが、 中山容疑者は国内に留まり、 2025年12月26日に日本国内で逮捕された。
■ 事件の構図:中山容疑者は“実行役”だった可能性
報道を総合すると、 トケマッチ事件の詐欺スキームは以下のように整理できる。
● 1. 福原容疑者(元代表)
- 会社のトップ
- 逃亡を主導
- 2300本以上の時計を売却・質入れ
- 暗号資産・オンラインカジノに資金流用
● 2. 中山容疑者(元従業員)
- 顧客から時計を受け取る“実務担当”
- 詐欺の実行部分を担った可能性
- 福原容疑者と共謀して詐取
● 3. 永田大輔容疑者(40)
- 福原と共にドバイ逃亡
- 現在も国際手配中
■ 中山容疑者が逮捕された意味
中山容疑者の逮捕は、 トケマッチ事件で初めての逮捕者であり、 捜査が“実行犯レベル”に踏み込んだことを意味する。
警視庁は今後、
- 売却ルート
- 資金の流れ
- 他の従業員の関与
- 逃亡を手助けした人物 などをさらに追及するとみられる。