2025年11月、福岡市中央区のコインパーキングで大麻を所持していたとして現行犯逮捕され、後に起訴された九州運輸局職員・井上雅斗被告(28)。 12月26日付で懲戒免職処分となり、九州運輸局は異例の厳しいコメントを発表した。
この記事では、報道で明らかになっている事実をもとに、 事件の経緯・人物像・組織の対応・社会的影響を深掘りしていく。
■ 事件の概要:車内で“大麻を含む植物片”を所持
報道によると、井上被告は 2025年11月8日、 福岡市中央区今泉のコインパーキングに駐車中の軽乗用車内で、 大麻を含む植物片を所持していたとして現行犯逮捕された。
その後、 麻薬及び向精神薬取締法違反で11月20日に起訴されている。
■ 井上雅斗被告とは?(来歴・人物像)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 井上雅斗(いのうえ まさと)被告 |
| 年齢 | 28歳 |
| 職業 | 九州運輸局 福岡運輸支局 久留米自動車検査登録事務所 陸運技術専門官 |
| 逮捕容疑 | 大麻所持(麻薬及び向精神薬取締法違反) |
| 処分 | 懲戒免職(2025年12月26日付) |
■ 本人の供述:「大麻は前から吸っていた」「迷惑をかけて申し訳ない」
FNNの報道によれば、井上被告は取り調べで
「迷惑をかけて申し訳ない」 と話し、容疑を認めている。
ライブドアニュースでは、
「大麻は前から吸っていた」 という供述も報じられている。
若手職員として将来を期待される立場でありながら、 常習性をうかがわせる発言は衝撃的だ。
■ 九州運輸局の対応:厳しい処分と深い謝罪
九州運輸局は12月26日付で井上被告を懲戒免職とし、 公式コメントで次のように述べている。
「国民全体の奉仕者である国家公務員としてあるまじき行為で誠に遺憾」 「国民の皆様の信頼回復に向け、全職員にコンプライアンス遵守を徹底する」
国家公務員法の「信用失墜行為の禁止」に該当するとして、 極めて重い処分が下された。
■ 事件のポイント:なぜ“車内で大麻”だったのか?
今回の事件にはいくつかの特徴がある。
● ① 車内での所持
コインパーキングでの逮捕は、 「使用直前または使用後だった可能性」を示唆する。
● ② 常習性を示す供述
「前から吸っていた」という発言は、 単発の事件ではない可能性を示す。
● ③ 若手国家公務員の不祥事
28歳という若さでの懲戒免職は、 組織にとっても大きな痛手だ。
■ 社会的影響:行政への信頼が揺らぐ
2025年は全国で公務員の不祥事が相次いだ年だった。 その中でも今回の事件は、
- 国家公務員
- 技術専門官という専門職
- 大麻所持
- 常習性を示唆
- 懲戒免職
という要素が重なり、 行政への信頼を大きく損なう結果となった。
■ まとめ:井上雅斗被告の事件が示す“若手公務員のリスク”
井上雅斗被告の事件は、 単なる大麻所持ではなく、
- 若手職員のメンタルケア
- 組織の監督体制
- 公務員倫理の教育
- 大麻問題の広がり
といった社会的課題を浮き彫りにしている。
今後、九州運輸局がどのように再発防止策を講じるのか、 注目が集まる。