広島県警竹原署の巡査長・増本慎也容疑者(31)が、免許証更新に訪れた高齢男性から現金約10万円を盗んだ容疑で追送検されました。 すでに6月にも別の高齢女性から1万円を盗んだ容疑で逮捕・起訴されており、今回は制度的な“安心空間”である免許更新の場が、加害の場に変質した構造的事件です。
🧭 事件の構造:制度の“信頼空間”で起きた加害
- 場所:竹原署大崎上島分庁舎の駐車場
- 被害者:免許更新に訪れた75歳男性
- 容疑内容:財布から現金約10万円を窃盗
- → 容疑者は容疑を認めている
- → 6月にも別の免許更新者(78歳女性)から1万円を盗み、起訴済み
これは「個人の逸脱」ではなく、制度の信頼空間が内部から侵害された構造的問題です。
⚖️ 制度の限界:警察内部の監視と倫理設計の不在
- 免許更新は“公的手続き”であり、“安心の空間”であるべき
- → その場での窃盗は、制度の信頼性を根底から揺るがす行為
- → 高齢者を狙った点も、生活者の弱点を突いた構造的加害
この事件は、「警察官による窃盗」ではなく、「制度の内側からの信頼崩壊」として捉えるべきです。
💬制度は“守る空間”であり、“加害を防ぐ構造”であるべき
この事件は、「制度の場」が「加害の場」に変質した瞬間です。
- 駐車場や免許更新窓口は“安心の設計空間”
- 警察官は“制度の体現者”であると同時に、“倫理の担保者”
- → 制度は「手続きの効率」だけでなく、「信頼の保護」を設計すべき
つまり、制度は“守る力”ではなく“信頼を育てる構造”であるべきなのです。
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