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【都営バスでまた…】男子中学生が車内に取り残される──“点検の一歩”が命を守ることもある

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東京・足立区で、終点に到着した都営バスに男子中学生が一時取り残されるという事案が発生しました。 後部座席で眠っていた男子生徒は、バスが営業所に戻る途中で目を覚まし、ようやく状況が判明。 乗務員が最後部まで点検していなかったことが原因とされています。

都営バスでは、4月以降同様のケースが相次いでおり、車内点検を促す音声システムの導入が進められています。 しかし、今回のバスにはまだそのシステムが設置されていなかったとのこと。

都の担当者は「多くの乗務員はきちんと点検を行っている」としつつも、点検の確実な実施を繰り返し呼びかけていく方針を示しています。

これは「日常のルーティンが、非常時の命綱になる」ことを改めて考えさせられる出来事。 車内点検は、単なる業務ではなく、“人の命と安心を守る最後の確認”なのです。

今回のような事案は、乗客が子どもや高齢者、体調不良者だった場合、重大な事故につながる可能性もある。 だからこそ、システム導入だけでなく、現場の意識と習慣の定着が不可欠です。