浅草といえば、雷門・仲見世通り・人力車──日本文化の象徴として、外国人観光客に大人気のエリアです。 でもその裏で、地元住民が「デメリットしかない」と嘆く現実があること、知っていましたか?
🧭インバウンドの光と影
- 観光地としての成功:浅草は東京都内でも訪問率トップ(51.5%)
- 地価上昇:雷門通りは前年比29%アップ=都内トップ
- 戸建てが1億円超え:8〜10坪の小さな住宅でも、開発業者が高額提示
「札束でひっぱたかれるような地上げ」──住民の言葉が重い

🏘️下町コミュニティの崩壊
- 鳥越1丁目では、6年で世帯数が1300→600に半減
- 高齢者が多く、開発業者の「郊外で快適に暮らせますよ」という誘いに心が揺れる
- 地元の人々が町から“経済的に追い出されている”構造
🏨民泊の急増と生活トラブル
- 台東区の民泊:2年で510軒→1236軒に急増
- 鳥越1丁目周辺は区内最多の民泊密集地
- ゴミ放置・騒音・マナー違反が日常化
- 民泊事業者は町会費も協力金も払わず、貢献ゼロ
「稼ぐだけ稼いで、町を損ねている」──住民の怒りは当然
🧠観光は“住民と共存”してこそ価値がある
観光地としての浅草の魅力は、下町の人情と暮らしの風景があってこそ。 インバウンドが町を潤す一方で、住民の生活が脅かされるなら、それは“持続可能な観光”とは言えない。 行政や事業者が、住民との対話と共存の仕組みづくりに本気で取り組むべき時です。
🏷
- #浅草インバウンドの光と影
- #民泊急増と生活トラブル
- #地価高騰と町の崩壊
- #観光と共存のあり方