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日本株の2025年展望

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2024年、日本株は好調でした。特に新NISAの導入が功を奏し、投資家数が増加しました。2025年には「資産運用」の重要性がより一層高まり、昨年新たに口座を開設した投資家たちが新年から本格的に投資を始めることで、資金の動きが活発になると予測されます。

アメリカ経済の現状と日本株への影響

アメリカ経済は堅調ですが、先行きは不透明です。景気先行指数が2年間で悪化しているものの、実際の景気を反映する一致指数は上昇を続けており、株価も強いです。特にAI関連株が牽引する形で、S&P500やナスダック100は好調です。ただし、今後インフレ懸念が再び高まると、株価の調整が予想されます。

一方で、日本の景気先行指数や一致指数は安定しており、実体経済に関する指標がプラスを示していますが、マネーサプライの減少や不動産市場の停滞が影響を与えています。日本株はGAFAM(米国の成長企業)を欠いているため、米国株ほどの成長を期待することは難しいですが、堅実な成長を続けています。

日本株の2025年展望

『四季報』によると、2025年は増収増益が続くものの、成長のペースは鈍化しています。日経平均は2024年後半から頭打ちとなっており、投資家の間でローテーション(投資対象の切り替え)が起きやすくなる可能性があります。これにより、今まで注目されていなかった銘柄やセクターが注目される場面もあるかもしれません。

特に、2024年のグロース市場(中小型株)の不調を受けて、スタンダード市場(大企業株)の方が調子が良いことがわかります。スタンダード市場が先に注目を集め、グロース市場の回復が後に続く展開が予想されます。

日経平均の「5万円ステージ」到達の可能性

日経平均は2025年に「4万円ステージ」に入ると予想されています。過去に20年以上抜けなかった3万円ステージを突破したように、4万円台も突破すると、次の5万円ステージへの到達が現実味を帯びてきます。もし4万1000円付近でサポートが確認できれば、その後の上昇を期待できます。そして、次の30年間で日経平均が30万円台に達するという長期的な見通しもあります。

2025年の日本株は、堅実な成長とともに、新たな局面を迎える年となるでしょう。