カレンダーが3月にめくれると同時に、鉄道のダイヤ改正や、年度末に向けた制度の準備など、私たちの生活に直結する変化がいくつもやってきます。
今回は、2026年3月から変わること、そしてその先に控える大きな変化について解説します。
1. 鉄道各社「春のダイヤ改正」で利便性が向上
3月14日(土)を中心に、JR各社および私鉄各線でダイヤ改正が実施されます。
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新幹線がより便利に
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東海道新幹線: 「のぞみ」が1時間に最大13本運転可能になり、京都始発の上り臨時列車や、博多発品川行きの最終列車が新設されます。
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東北・山形新幹線: 新型車両「E8系」への統一が進み、宇都宮~福島間の最高速度が300km/hに引き上げ。所要時間が短縮されます。
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北陸新幹線: 「かがやき」のスピードアップにより、東京〜福井間が最速2時間49分に。
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「全車指定席化」の波
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JR北海道では、旭川方面の特急(カムイ、ライラック等)がすべて指定席に。自由席派の方は事前の予約が必須になります。
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夜間の保守時間拡大
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老朽化対策や地震対策の工事時間を確保するため、東北・上越新幹線の下り最終列車の時刻が繰り上げられます。寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の東京駅出発時刻も約20分早まるので、利用される方は要注意です。
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2. 「40年ぶりの労働基準法大改正」へのカウントダウン
直接3月に施行されるわけではありませんが、2026年度(4月以降)から順次始まる**「労働基準法の大改正」**に向け、3月は企業側の就業規則変更や周知がピークを迎えます。
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14日以上の連続勤務が禁止へ: これまでは理論上、最大48連勤が可能でしたが、今後は最大13日が上限となる見通しです。
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「つながらない権利」の議論: 勤務時間外の連絡を拒否できる権利など、働き方の質を問う動きが加速します。
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ストレスチェックの義務化拡大: 従業員50人未満の事業場でも義務化されるなど、メンタルヘルス対策がより厳格になります。
3. 生活に関わるその他の変化
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NTT西日本の加入電話: 2026年3月末をもって、一部の基本料金や割引サービスの適用期間に区切りが出るケースがあります。
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民法改正の準備: 2026年4月1日からスタートする**「共同親権」**や、離婚後の財産分与請求期間の延長(2年→5年)を前に、3月中に契約や相談を済ませようとする動きが予想されます。