2026年2月12日、広島県三次市のリサイクルショップで、高額なギターの値札を安価なものに付け替えて購入したとして、公務員の男が逮捕されました。
事件の概要
広島県警三次署に逮捕されたのは、**国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所の出張所の所長で圓明大介容疑者(46)=同県三次市畠敷町**です。
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発生日時: 2025年12月11日(逮捕は2026年2月12日)
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場所: 広島県三次市内のリサイクルショップ
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容疑内容: 詐欺の疑い
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状況: 店舗で販売されていた約7万9,000円のアコースティックギターに付いていた値札を取り外し、別の商品に付いていた約3万2,000円の値札と付け替えた疑いが持たれています。男はその安くなった価格で会計を済ませ、差額分(約4万7,000円)をだまし取ったとされています。
事件発覚の経緯
事件から4日後、店舗の店長が「値札が付け替えられている」と警察に届け出たことで発覚しました。防犯カメラの映像や販売履歴などの捜査を進めた結果、約2ヶ月を経て今回の逮捕に至りました。
男は当時、昼休憩の時間を利用して店舗を訪れていたとのことです。
本人の認否と組織の対応
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本人の供述: 警察の調べに対し、男は「ギターを購入したことは間違いないが、値札を入れ替えたりはしていません」と容疑を否認しています。
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国土交通省のコメント: 中国地方整備局は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認した上で、厳正に対処したい」としています。
「値札の付け替え」はなぜ窃盗ではなく「詐欺罪」なのか?
一般的に、商品をこっそり持ち出すのは「窃盗罪」ですが、今回のように店員を欺いて会計を通す行為は**「詐欺罪」**に該当します。
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詐欺罪: 人を欺いて財物を交付させる行為(10年以下の懲役)
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社会的影響: わずかな差額を得るための行為であっても、公務員という立場であれば懲戒解雇などの厳しい処分が予想され、失う社会的信用は計り知れません。
まとめ
リサイクルショップや楽器店では、一点物の商品が多く値札の管理が重要視されています。防犯カメラの精度向上や在庫管理システムの進化により、こうした不正は後日であっても高確率で発覚します。