ニュース PR

船橋市職員の不祥事 懲戒免職処分

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2025年9月5日、千葉県船橋市の税務部に勤務する隈部拓人係員(32歳)が、JR西船橋駅のエスカレーターで女子高校生のスカート内をスマートフォンで盗撮しようとしたところを目撃者に取り押さえられ、現行犯逮捕されました。現在、この隈部係員は性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで船橋市から懲戒免職処分を受けています。

市の聞き取り調査によると、隈部係員は過去3年間にわたり、20〜30回ほど盗撮行為を繰り返していたことが明らかになっており、本人も「多くの方に迷惑をかけ、罪の重大さに後悔と反省している」と話しています。

この事件に対して、船橋市の横瀬真由美総務部長は「市民に誠に申し訳なく心からおわびいたします」とコメントし、今後の再発防止に向けて職員の管理体制の強化を図る姿勢を示しています。


隈部拓人係員の勤務履歴と異動状況

隈部係員は税務部に所属し、少なくとも過去3年間は船橋市役所に勤務していたと見られます。異動履歴についての詳細は公表されていませんが、長期間にわたり税務関連の業務を担当していた可能性が高いです。市の調査は今後も続けられており、職場内の監督体制についても点検されています。


過去の船橋市職員の不祥事

船橋市では隈部係員の盗撮事件以外にも、以下のような不祥事が過去に報告されています。

  • 2019年〜2021年、生涯学習部の職員が勤務時間中に早退し、その勤務を代理打刻で偽装する不正行為が発覚し処分を受ける。

  • 2021年には建設局や健康福祉局の課長級職員が部下へのパワハラで減給処分を受けた。

  • 住民情報漏洩事件もあり、非常勤職員が再逮捕されるなどの社会問題化もありました。

これらの問題を踏まえ、船橋市は職員教育の充実と内部統制の強化を図っています。


今回の事件は市民に大きな衝撃を与え、市の信頼回復に向けた取り組みが急務となっています。私たちも、こうした事件が二度と起きないよう、行政への監視と支援を続けていく必要があります。