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🧵 事件の概要
– 古謝市長は市の第三者委員会からセクハラ行為を認定され、辞職を勧告されているにもかかわらず、職に留まっています。
– 2025年8月、被害者の職員に対して市長室で「僕がここでハグしたさ。これ、あんた話したの?」などと発言し、セクハラ行為を認めつつも口止めを図った音声記録が存在します。
– 市長は「変なことやられていないって言ってね」「あんたが言ってなかったら、僕はずっと否定するからさ」と威圧的な言葉を繰り返しており、職員はその後休職に追い込まれました。
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🔊 音声記録の詳細
– 8月13日と14日に市長室で行われた会話が録音されており、古謝市長がセクハラ行為(ハグ)を認めた上で、職員に議員への説明を操作するよう求めています。
– 特に8月14日には「ハグはやったさぁね」と明言しながら、キス被害については否定するよう職員に強要しています。
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🏛️ 政治的な動き
– 与党市議もこの威圧行為の情報を把握しており、9月定例会で市長不信任決議案の提出を検討中です。
– 市長は報道陣の質問に応じておらず、事態はさらに混迷を深めています。
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このような事案は、地方自治体の信頼性や職場の安全性に大きな影響を与えるものであり、透明性のある調査と適切な対応が求められます。音声記録の存在は、被害者の証言を裏付ける重要な証拠となっており、今後の議会の動きが注目されます。
古謝景春
古謝 景春 こざ けいしゅん
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生年月日 | 1955年3月24日(70歳) |
出生地 | 琉球政府(現・沖縄県)島尻郡知念村 (現南城市) |
出身校 | 沖縄大学法経学部法学科 自治大学校 |
所属政党 | 無所属 |
公式サイト | 古謝景春(コザ景春)公式サイト |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2006年2月12日 – 2018年2月11日 2022年2月12日 – 現職 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2002年9月21日 – 2005年12月31日 |
強制わいせつ容疑での書類送検・不起訴
2024年11月5日、公用車の運転手だった女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で那覇地検に書類送検された。沖縄県警によると、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけたという[13][14]。
2025年2月19日、那覇地検は古謝を嫌疑不十分で不起訴とした。客観的な証拠の乏しさなどから有罪の立証は困難と判断した[15][16]。
同年5月16日、古謝による職員へのハラスメント行為を調べていた市設置の第三者委員会は調査報告書を公表した。女性職員へのキスや太ももを触るなどのハラスメント行為があったことを認定し、再発防止策として「市長が辞職することが最も有効だ」と提言した[17][18]。古謝は同月28日に市役所内で記者会見し、「職員の肩や手に触れた行為は事実だ」と述べ、第三者委員会が認定した行為の一部を認めた。一方、職員へのキスなどその他の行為は「事実と異なるため改めて否定する」と述べた。辞職については「任期満了まで職務を全うする」と述べ否定した[19]。
人物
統一協会との関係
- 2022年1月15日、古謝は自身のフェイスブックに、世界平和統一家庭連合(旧統一協会)の関連団体「天宙平和連合」から受けた「平和大使任命状」の写真を投稿した[20][21]。
- 2022年8月6日までに、沖縄タイムスは、政治家との関わりが焦点となっている統一協会をめぐり、沖縄県関係国会議員と県議、県内市町村長計98人全員にアンケートを実施した。このアンケートに古謝は回答を拒否した[22]。
その他
- 2021年7月27日、フェイスブックへの事実無根の投稿で名誉を毀損されたとして、古謝が宮城康博市議を相手に500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が那覇地裁であった。福渡裕貴裁判長は古謝の請求を一部認め、宮城に30万円を支払うよう命じた。2022年2月22日、福岡高裁那覇支部は一審判決を支持し、宮城の控訴を棄却した[23]。