2016年、神奈川大学の学生がドイツ・ケルン大聖堂に落書きをしてしまった事件。 それから約9年後、大学が寄付した1万ユーロ(約170万円)をもとに、彫像「ガーゴイル」が制作・寄贈され、世界遺産の外壁に設置されました。
地元紙は「落書きが彫像に転じた」と報じ、ケルン大聖堂側も「良い関係が生まれた」と謝意を表明。 この出来事は、過ちから生まれた国際的な信頼回復の物語として注目されています。
🗿寄贈された彫像とは?
- 名称:ガーゴイル(Gargoyle)
- 機能:雨どいとして水を流す構造
- 形状:怪物のような姿で、魔除けの意味も持つ
- 設置場所:ケルン大聖堂南側外壁、高さ約20メートル
- 交換対象:第2次世界大戦で破損した19世紀製の彫像

🤝大学の対応と大聖堂の反応
- 神奈川大学は事件後、正式に謝罪し寄付を実施
- ケルン大聖堂:「落書きはドイツでは珍しくないが、日本の対応に驚いた」
- 「事の始まりにもかかわらず、良い関係が生まれた」と交流の拡大を歓迎
教育機関としての責任と、文化財への敬意が国境を越えて伝わった瞬間です
🌍この出来事が示すもの
- 過ちを認め、誠意ある対応をすることの大切さ
- 文化財保護と教育の役割
- 国際交流の可能性:謝罪から信頼へ、そして協力へ
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