🐝『昆虫物語 みなしごハッチ』とは?
放送期間:1970年4月7日〜1971年12月28日 話数:全91話 放送局:フジテレビ系列 制作:タツノコプロ ジャンル:メルヘン・冒険・ファミリー・社会派
📖あらすじ
主人公はミツバチ王国の王子として生まれたハッチ。 スズメバチの襲撃で母と離れ離れになり、シマコハナバチのおばさんに育てられるが、出自の違いから兄弟たちに冷たくされ、ついに本当の母を探す旅に出る。
旅の途中で出会う仲間や敵、そして自然の厳しさ。 ハッチは泣き虫で未熟な子どもだったが、命の重さや友情、勇気を学びながら成長していく。
🎨作品の特徴
- タツノコプロ初のメルヘン路線作品で、後の『ポールのミラクル大作戦』などに影響
- 弱肉強食の自然界を舞台に、虫たちの生き様と親子の絆を描く
- 子ども向けながら、死や別れ、環境破壊などシリアスなテーマも扱う
- 人間は基本的に悪役として描かれ、姿は首から上が見えない演出がされている[1]
🎙️主なキャラクター
- ハッチ(CV:栗葉子) 勇気と優しさを持つミツバチの王子。旅を通じて成長する。
- ママ(女王バチ)(CV:北浜晴子) ハッチの実母。王国を守るために戦う。
- アーヤ(CV:山本嘉子) ハッチの妹。後に女王候補となる。
- シマコハナバチのおばさん(CV:寺島信子) ハッチを育てた義母。優しくてたくましい。
- カマキチおじさん(CV:飯塚昭三) 初期は敵だが、後にハッチの仲間になる。
🏆受賞・影響
- 原作・制作の吉田竜夫はこの作品で1971年小学館漫画賞を受賞
- その後、1974年に続編『新みなしごハッチ』、1989年にリメイク版、2010年に劇場版『みつばちハッチ〜勇気のメロディ〜』が公開されるなど、長く愛されるシリーズとなった
🏷️タグ
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