2025年12月に紙の保険証を廃止し、「マイナ保険証」に一本化する方針だった政府。 しかし、制度変更が相次ぎ、利用者・医療機関ともに混乱の渦中にあります。 さらに、来年3月には約1580万人分のマイナ保険証が“期限切れ失効”する可能性が浮上。 制度設計の根本的な見直しが求められています。

🔄制度変更の迷走履歴
時期 | 変更内容 |
---|---|
2025年4月 | 75歳以上の後期高齢者に資格確認書を一律配布 |
2025年6月 | 国民健康保険加入者は紙の保険証を期限切れでも利用可能に |
2025年8月 | 後期高齢者も紙の保険証利用可能に(年末まで) |
「朝令暮改」の連続で、医療機関の窓口業務も混乱。現場では対応に追われています。
⚠️来春の“期限切れ失効”問題とは?
- マイナンバーカードの有効期限:10年
- 電子証明書の有効期限:5年(マイナ保険証機能に必要)
- 2020年にカードを取得した人の電子証明書が2025年3月に一斉に失効
- 対象者:約1580万人
- 更新手続きをしないと、保険診療が受けられなくなる可能性
政府は「3カ月の猶予期間」を設けるとしていますが、周知不足と手続きの煩雑さが懸念されています。

🧠制度設計の根本的な疑問
- マイナンバーカードは任意取得なのに、保険証機能を強制的に統合
- 電子証明書の更新が必要なことを知らない利用者が多い
- 「紙の保険証との併用」に戻すべきとの声も
全国紙記者:「制度の根幹に無理がある。今からでも併用に戻すべき」
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