2025年7月、自民党の参院選敗北を受けて、石破首相が退陣の意向を固めたと報じられた読売新聞のスクープ。 しかしその後、首相本人は「辞めるとは言っていない」と否定。 報道と実際の発言の食い違いが注目される中、読売新聞は取材メモと記者証言をもとに報道の経緯を検証しました。
📅時系列で見る石破首相の進退発言
日付 | 発言・動向 |
---|---|
7/14 | 「辞めれば野党政権になる」→続投の意志 |
7/15 | 「結果次第で判断」→トーンが揺れる |
7/17 | 「惨敗しても放り投げられない」→責任感を強調 |
7/20 | 「道筋をつけて次に渡す」→退陣をほのめかす |
7/21 | 「できるところまでやる」→続投に傾く |
7/22 | 「関税交渉が終われば辞める」→退陣の条件提示 |
7/23 | 「記事で党内が静かになるといい」→報道を肯定 |
7/23夜 | 「辞められない。燃える」→翻意の兆し |
8/8 | 「国内課題もある」→続投理由を拡大 |
8月下旬 | 支持率上昇を根拠に「総合的に判断」へ |
🧠報道と首相発言の食い違い
- 読売新聞は「退陣意向を固めた」と報道
- 首相は「辞めるとは言っていない」と否定
- 取材メモでは、首相が段取りや会見のタイミングまで語っていたことが記録されている
- 報道後に首相が態度を硬化させ、「誤報だ」と言い続ける姿勢に

🔍政治的影響と党内の空気
- 参院選での敗北(自公で47議席)→衆参で少数与党に
- 木原選対委員長らが辞任意向を表明
- 麻生氏は「石破自民党では選挙に勝てない」と辞任を促す
- 石破首相は「赤心報国」で続投を表明するも、党内の不満と支持率の間で揺れる構図
🗣首相の心境:「楽になりたい」vs「国益を守る」
- 「辞めた方が楽」「でも国益をかけた戦いは見届けたい」
- 「こういう記事を書かれると燃える」→報道が翻意のきっかけに?
- 「国民世論と党の考えが一致することが大事」→支持率上昇を続投の根拠に
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