2025年8月28日、ホノルル発・中部国際空港行きのJAL793便の機長（64歳）が、宿泊先ホテルでビール500mlを3本飲酒していたことが発覚。 この行為は、JALが2024年12月に導入した「滞在先での飲酒禁止」ルールに違反しており、国土交通省は9月3日午前、羽田空港のJALオフィスに立ち入り監査を実施しました。

🕒影響は3便に及ぶ

• 機長は乗務から外され、JAL793便は約2時間の遅延
• 後続の2便もそれぞれ約18時間半の遅延
• 乗客への影響は大きく、信頼回復が急務

飲酒発覚が出発前だったことは不幸中の幸いですが、安全運航への信頼が揺らぐ事態です

📋背景：過去の飲酒問題と改善勧告

• 2024年、JALではパイロットの飲酒問題が複数発覚
• 国交省から業務改善勧告を受け、滞在先での飲酒を全面禁止
• 今回の違反は、その改善策の実効性を問うもの

🧪国交省の監査ポイント

• 飲酒禁止ルールの周知・徹底状況
• 監視体制や内部通報制度の有無
• 再発防止策の実施状況と改善計画

国交省は「安全運航に関わる重大な問題」として、厳正な調査を進める方針

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