2025年8月29日、金融庁は2026年度の税制改正に向けた要望を公表しました。 その中でも注目されているのが、「つみたてNISA」の対象年齢を18歳未満に引き下げる提案です。 「資産運用立国」を掲げる政府方針のもと、全世代が長期の資産形成に取り組める環境整備が進められようとしています。

👶未成年も「つみたてNISA」対象に?
- 現在のNISA制度では、18歳以上が対象
- 金融庁は「つみたて投資枠」に限り、未成年も対象に含めるよう要望
- こども家庭庁と共同で提案 → 子どもの資産形成を家庭で支援する仕組みへ
教育資金や将来の自立支援として、親子で資産形成を考える時代が来るかもしれません
📊対象商品の拡充も提案
- 株式よりも値下がりリスクが低く、安定的な利回りが期待できる投資信託などが想定されている
- 「つみたて枠」の対象となる株価指数についても、新しい指数でも長期・分散投資に適合すれば対象に
- 幅広い層に受け入れられる商品設計が求められています

📅今後のスケジュール
- 年末に政府がまとめる税制改正大綱に合わせて詳細が決定
- 実現すれば、2026年以降に未成年向けNISA口座の開設が可能になる可能性も

スイッチング(資産の入れ替え)容易化
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現行制度では売却してしまうと翌年まで使えない非課税枠を、売却したその年内に復活可能とする仕組みに変更を求めています。これにより運用商品(銘柄)の柔軟な入れ替え(スイッチング)を可能とすることで、多様なライフプラン・資産戦略に対応できることを目指しています。
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