2025年8月、日経平均株価は史上最高値を更新。 「企業が過去最高益を更新」といった見出しが並ぶ一方で、実質的な企業業績とは乖離した株価上昇が起きている。
🧠株高の主因は「関税交渉」「円安」だけではない
- 日米関税交渉の一段落 → 悪影響が限定的との見方
- 円安進行 → 輸出企業の業績期待が高まる
- しかし、これだけでは株価の急騰を説明しきれない

🔥インフレと金融政策が株価を押し上げる構造
- 世界的な供給不足 → 物価上昇が継続
- 日本は大規模緩和を継続中 → 利上げは緩やか
- 投資家は現金の価値毀損を避けるため、株式・不動産へ資産シフト
「インフレ下では、企業の実力に関係なく株価が上がる現象が起こる」
📊“見かけの業績”が株価を押し上げる
- 商品価格が100円→150円になれば、販売数量が同じでも売上高は増加
- 人手不足も価格上昇要因に
- インフレ下では、毎年「過去最高益」が更新される構造
🧩従来の価値観では見誤る「ニューノーマル」
- 株価=企業の実力という見方はインフレ経済では通用しない
- 「企業業績が好調だから株高」ではなく、資産防衛のための株買いが主因
- 日本でもインフレが定着しつつある今、新しい経済の見方が必要
- #株高の正体
- #インフレと資産防衛
- #円安と金融政策
- #見かけの業績
- #ニューノーマル経済
- #日経平均最高値更新