2025年5月に就任したセブン&アイ・ホールディングスのスティーブン・ヘイズ・デイカス社長が、2030年度までに国内で1000店舗増やす構想を発表。 飽和状態とも言われるコンビニ市場で、この大胆な計画は実現可能なのか?その背景と勝ち筋を探ります。
📉コンビニ業界の現状:飽和と停滞
- 国内コンビニ店舗数は5万5000店超で横ばい
- セブンの2025年2月期決算は減収減益(営業収益9041億円/営業利益2335億円)
- 食材・物流・人件費の高騰 → 値上げ → 顧客離れ
- 「上げ底弁当」などの批判もあり、ブランドイメージが揺らぐ

🧠デイカス社長の戦略転換
- 「9月からコンビニ事業に特化」
- イトーヨーカドーやデニーズの再建から脱却し、人材・資源をセブンに集中
- 米国でセブンのフランチャイズ店を経営する家庭で育った人物 → 現場感覚に強み
🏙️出店余地はまだある
- 高齢化が進む団地、地方の空白地帯、都市の再開発エリアなど
- コンビニがない地域は意外と多く、細かく拾えば出店可能性は十分
- 大阪万博でのセブン店舗も好調 → 利便性と安心感の再認識
🍱競合との価格戦略の差
施策 | セブン | ファミマ | ローソン |
---|---|---|---|
増量キャンペーン | 遅れ気味 | 40%増量作戦 | 盛りすぎチャレンジ |
値下げ施策 | 「うれしい値!」ロゴ/15%引きセール | 継続的な増量企画 | 同上 |
- セブンは価格戦略で出遅れ → ヘビーユーザーの不満が顕在化
- 実質賃金の低下で、値上げが生活者に直撃
🛒鍵を握る「SIPストア」構想
- コンビニ+小型スーパーの融合店舗
- 生鮮食品・冷凍食品・ベーカリー・イートインを強化
- 松戸常盤平駅前店などで検証済み → 深夜帯の売上が好調
「スーパー閉店後の時間帯に強い」=共存可能な立地戦略
☕新サービスで新需要を創出
- 「セブンカフェ ティー」:2026年2月に2000店、2027年2月に1万店展開予定
- 焼き立てピザ・メロンパン・チョコクッキーなど、店内調理型商品の強化
- 女性客・ファミリー層の取り込みがカギ

🧩実現への課題と条件
- 空白地帯の立地開発
- オーナーの確保と教育
- 人材不足の解消(アルバイト・配送)
- ヒット商品の連発:「サラダチキン」「金の食パン」級の新商品が必要
- デリバリーサービス「7NOW」の本格化にも人材が不可欠
- #セブン1000店舗増計画
- #SIPストア戦略
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