株価の流れを読む「移動平均線」って何?初心者でも使えるテクニカル分析の基本
株式投資を始めたばかりの方にとって、「チャートを見ても何が何だか…」というのはよくある悩み。でも、移動平均線という一本の線を知るだけで、株価の流れがぐっと見やすくなるんです。
今回は、そんな移動平均線について、初心者にもわかりやすく解説します。

📌そもそも移動平均線って?
移動平均線とは、一定期間の株価(終値)の平均を線でつないだもの。たとえば「5日移動平均線」なら、過去5日間の終値の平均を毎日更新して描いていきます。
この線を見ることで、株価の「流れ」や「勢い」がつかみやすくなるんです。
🧠移動平均線の種類
単純移動平均線(SMA)
- 最も基本的なタイプ
- 各日の終値を均等に平均
- 安定感があり、初心者にも使いやすい
指数平滑移動平均線(EMA)
- 直近の株価に重みをつけて平均
- トレンドの変化に素早く反応
- 短期売買やデイトレードに向いている
📈期間によって見える世界が変わる
移動平均線は、どの期間を使うかで見える景色が変わります。
種類 | 期間例 | 特徴 | 向いている投資スタイル |
---|---|---|---|
短期 | 5日・10日 | 素早く反応 | デイトレード・短期売買 |
中期 | 25日・50日 | 安定感あり | スイングトレード |
長期 | 75日・200日 | 大局を把握 | 長期投資・資産形成 |
たとえば、長期投資を考えている人は「200日移動平均線」を見ることで、株価の大きな流れをつかむことができます。
🔍売買のタイミングを教えてくれる「クロス」
移動平均線には、売買のヒントになる“クロス”という現象があります。
ゴールデンクロス(買いサイン)
短期線が長期線を下から上に突き抜けると、上昇トレンドの始まりとされます。
デッドクロス(売りサイン)
短期線が長期線を上から下に突き抜けると、下降トレンドの始まりとされます。
ただし、騙しも多く、移動平均線の角度や他の指標と組み合わせることで、騙しを回避します。

💡実践で使うときのポイント
- 株価が移動平均線より上にある → 買いが優勢
- 株価が移動平均線より下にある → 売りが優勢
- 移動平均線が右肩上がり → 上昇トレンド
- 移動平均線が右肩下がり → 下降トレンド
このように、移動平均線は「今の株価が強いのか弱いのか」を判断するための“ものさし”になります。
長短2本の移動平均線が同じ方向を向いたとき、強いトレンドの発生を示唆しています。

デイトレで使う時のアイデア
1日の中で、FXでもCFDでも指数先物取引でも、分足の移動平均線が高確率で機能する時間帯がある。
日本時間の9:00~10:30、22:30~0:00(冬時間23:30~1:00)である。
この時間帯は、取引量が多いため一方方向に動きやすい。