政府は2025年10月1日から、外国免許の日本免許への切り替え(外免切り替え)制度の運用を厳格化します。 これにより、住民票のない観光客は制度の対象外となり、試験内容も大幅に強化されます。

⚠️【現行制度の問題点】外免切り替えが抱える3つの課題
① 短期滞在者でも申請可能だった
- ホテルや友人宅を「住所」として申請できるため、観光客でも日本の免許を取得可能だった
- 実質的な居住実態がないまま運転できる状況が、制度の乱用や安全リスクにつながっていた
例:観光ビザで来日 → ホテル住所で申請 → 簡単な試験で免許取得
② 知識確認試験が簡単すぎた
- 出題数:わずか10問(○×形式)
- 合格基準:7問以上正解(正答率70%)
- 通過率:約93%と非常に高く、交通ルールの理解が不十分なまま合格するケースも多かった
特に「歩行者優先」「踏切の一時停止」など、日本特有のルールが理解されていないまま運転する事例が問題視されていた
③ 技能確認試験が緩やかだった
- 試験場のコースを走るだけで、実際の交通状況に近い項目が不足
- 採点基準が甘く、安全確認の習慣が身についていないまま免許取得するケースも
例:横断歩道での歩行者確認、踏切での一時停止、ウインカーの適切な使用などが未チェック

📉 実際の影響:事故と制度の信頼低下
- 2024年、外免切り替えで免許を取得した外国人:6万8623人(前年比+22.5%)
- 外国人ドライバーによる交通事故件数:7286件(過去10年で最多)
- 日本全体の交通事故は減少傾向なのに、外国人ドライバーだけ増加という異常な傾向
🧠制度改正の目的
- 交通安全の確保:「日本の道路は歩行者優先」が基本。ルール理解が不可欠
- 国際基準との整合性:多くの国では「住民登録」「長期滞在」が免許切り替えの条件
- 制度の信頼性回復:「日本の免許=簡単に取れる」という印象を払拭する必要がある
📌主な変更点
項目 | 現行 | 10月以降 |
---|---|---|
対象者 | 一時滞在者(観光客)も可 | 住民票の写しが必要 → 観光客は不可 |
知識確認 | 正誤問題10問/7問以上正解 | 50問/9割以上正解が必要 |
技能確認 | 基本的な運転操作 | 横断歩道・踏切などの確認項目を追加 |
🧠背景と目的
- 外国人材の受け入れ拡大やインバウンド増加に伴い、外免切り替え希望者が急増
- 国会などで「試験が簡単すぎる」「交通ルールの理解が不十分」との指摘
- 交通安全の確保と制度の信頼性向上を目的に、審査の厳格化を決定
🌍制度の国際対応
- 知識確認は約20カ国語に対応
- 技能確認は試験場のコースを走行する実技試験
- 通過率は現状で約3割程度とされており、今後さらに難易度が上がる見込み

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この改正は、単なる制度の見直しではなく、