京都府北部・丹後地方に位置する「伊根町」。
海の上に古民家が浮かんでいるような「伊根の舟屋」が人気スポットとなっています。 唯一無二の風景を求め、人口2000人に満たない町には年間48万人超えの観光客が訪れます。

✅ 観光の恩恵
- 地元商店の売上の約70%が観光客によるもの
- 観光業が町の主要産業となっている
❌ 観光による弊害
- 狭い路地での交通渋滞・脱輪・歩行者との接触リスク
- 私有地への無断侵入、トイレの無断使用、ゴミのポイ捨て
- 舟屋周辺での無許可の遊泳行為
- 地元住民の「週末は外出できない」「ひたすら迷惑」といった声
🛠️【対策と取り組み】伊根町・観光庁・地域連携による実証事業
最新の取り組みとして、伊根町では「天橋立・伊根オーバーツーリズム未然防止対策事業」を展開中です。
🚢 実証事業の内容(2025年7月〜12月)
施策 | 内容 |
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伊根パーク&クルーズ | 舟屋群の中心部へは船でアクセス。日出地区に車を駐車(無料)し、遊覧船で移動。 |
伊根航路 | 宮津〜天橋立〜伊根を結ぶ直行便で、道路混雑を回避。 |
観光バス「ぷらっと丹後半島」 | 伊根〜夕日ヶ浦〜久美浜を結ぶ観光バスで移動分散を促進。 |
🧠 啓発とルール整備
- 民家への無断侵入禁止の明示
- ゴミの持ち帰り徹底
- 駐車場以外での駐停車禁止
- 地元住民のプライバシー尊重の呼びかけ
🧠【専門家の提言】京大・藤井聡教授の見解
- 駐車場整備と通行規制の強化が必要
- 駐車料金や入場料の導入でアクセスを適正化
- 「あの土地は暮らしている人のための場所。余った部分に観光客が“行かせていただく”という意識が必要」と指摘
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- #観光と住民の共存
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