集中投資と中小型株の狙い方
2011年、元手300万円から始まった株式投資。 追加資金ゼロで、5年後には資産1億円を突破。 現在は約3億円を運用する者が語るのは、インデックスでも高配当でもない、“加速型”の株式投資法だった。
🚀「新高値ブレイク投資」とは?
著者が実践するのは、新高値を更新した株を買い、さらに高値で売るというシンプルな戦略。 株価が過去の高値を突き抜ける「ブレイクアウト」後は、上昇トレンドが加速することが多い。 この“勢い”を狙うのが、新高値ブレイク投資だ。
「年初来高値や昨年来高値を更新した企業をスクリーニングし、業績や株価の向上が期待できる銘柄を絞る」
🎯初期は「集中投資」が鍵
資産が少ない段階では、分散よりも集中。
「知識も資金も少ない初期は、銘柄を絞って徹底的に分析する方が合理的」
ただし、損切りができない人は絶対に集中投資をしてはいけない。 特に信用取引を使う場合は、リスク管理が命。 一発で借金を背負う可能性もあることを忘れてはならない。
📘『会社四季報』で中小型株を発掘
著者が初心者時代に徹底して読んだのが『会社四季報』。 日本には約3900社の上場企業があるが、ほとんど知られていない企業も多い。 まずは通読して、視野を広げることが重要。
投資初期に狙うべきは、時価総額100億円未満の中小型株。 機関投資家が手を出しにくい領域だからこそ、個人投資家にチャンスがある。
「国内シェアを一部取るだけで、売上が急拡大し、株価が2〜3倍になるケースも珍しくない」
🔍四季報オンラインの活用術(有料会員向け)
- スクリーニング機能:業績・時価総額など複数条件で絞り込み
- 大株主チェック:社長の保有率が高い企業は、長期視点の経営が期待できる
- ウォッチリスト:最大300銘柄をグループ管理。業界別・テーマ別で監視可能
たとえば「建設業界が熱い」と思えば、建設株をスクリーニングしてウォッチリストに登録。 「値上げ」などのキーワード検索も可能で、自分だけの監視体制が作れる。
📈2025年後半はグロース株に風が吹く?
著者は、現在の相場が2017年に似ていると分析。 当時は内需型の小型グロース株が物色されていた。 今年も、売上・利益ともに伸びている中小型企業が、個人投資家の買いを集めて株価を上昇させている。
「今は時価総額100億〜300億円の企業に資金が流入している印象。 その後、100億円未満の企業にも資金が回ってくる可能性がある」
特に内需系の小型株は、海外リスクの影響を受けにくく、注目度が高まると予想。
🧠インデックス投資との使い分け
著者はインデックス投資も否定していない。 長期で安定的に資産形成を目指すなら、分散投資は理にかなっている。 ただし、
「しっかり勉強して、加速度的に資産を増やしたい人には、インデックス投資はナンセンス」
そんな人には、個別銘柄の集中投資+成長株戦略が向いている。
✨まとめ:少額資産だからこそ、攻める価値がある
- 新高値ブレイク投資は、勢いを狙う合理的な戦略
- 初期は集中投資で資産を加速させる
- 中小型株は個人投資家にとって“未開拓の宝庫”
- 四季報を読み込み、スクリーニングとウォッチリストで情報を整理
- グロース株の波に乗るなら、今が準備のタイミング