💰 教義と献金──「天のために使う」という名目の集金構造
旧統一教会では、金銭は「文鮮明夫妻に捧げ、天のために使う」という教義のもと、信者からの献金が正当化されてきました。 韓国の聖地・清平には豪華な施設が建設され、政治家や著名人を招いたイベントにも多額の資金が使われています。
🧠 なぜ日本で霊感商法が広がったのか?
- 日本人は「先祖」や「因縁」に敏感で、精神的な不安を抱えやすい
- 「先祖の罪を清めないと不幸になる」「地獄に落ちる」といった教義が不安を煽る
- 高額な壺・印鑑・教本などを購入させる「霊感商法」が1980年代から社会問題化
宗教社会学者の櫻井義秀氏は「霊感商法が訴訟になるほどの被害が出るのは日本だけ」と指摘しています。
📜 解怨式・祝福式──終わらない献金の連鎖
- 信者は韓国に呼ばれ、先祖の罪を清める「解怨式」に参加
- 180代→430代まで家系図を遡るよう求められる
- 1人あたり70万円以上の定額寄付が必要とされるケースも
- 解怨式後も「祝福式」など追加の儀式があり、献金が続く
⚖️ 裁判記録から見る被害の実態
年 | 被害内容 | 損害額 |
---|---|---|
1988年 | 土地売却→献金 | 約5400万円 |
1992年 | 農地担保→借金→献金 | 約19億円 |
1996年 | ノンバンク借金→献金 | 約13億円 |
1998年 | 総額32億円献金→和解19億円 | |
2006年 | 違法勧誘→献金 | 約2.89億円 |
2008年 | 先祖の地獄→献金 | 約2.2億円 |
2020年 | 違法勧誘→献金 | 約470万円 |
被害者の中には、保険金や家産をすべて献金し、家庭が崩壊したケースもあります。
🏳️🌈 ジェンダー政策への影響──「文化共産主義」との対立
旧統一教会は、LGBT、男女平等、フェミニズムなどを「文化共産主義」として敵視。 自民党のジェンダー政策にも影響を与えていた可能性が指摘されています。
- 地方議会で条例制定に干渉
- 同性婚反対運動を展開
- 推薦確認書で政策への介入
- 女性スペースを守る会などとの人的つながりも報道
野田聖子議員も「教団が自民のジェンダー政策に影響を与えた可能性がある」と認めています。
🧠 まとめ:信仰と搾取の境界線を見極めるために
旧統一教会問題は、単なる宗教の話ではありません。 それは「信仰の自由」と「経済的搾取」「政治的影響力」の境界線を問うものです。 若い世代がこの問題を知り、考え、声を上げることで、社会は少しずつ変わっていきます。