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RSIは、Relative Strength Indexの略で、日本語では「相対力指数」と呼ばれます。株価や為替レートなどの価格変動が、買われ過ぎか売られ過ぎかを判断するためのテクニカル指標です。具体的には、一定期間内の値上がり幅と値下がり幅の割合を計算し、数値で表すことで、相場の過熱感や強弱を測ります。
RSIの基本的な使い方:
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数値の範囲:
RSIは0から100の範囲で推移します。
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買われ過ぎ・売られ過ぎの判断:
70以上で買われ過ぎ、30以下で売られ過ぎと判断されることが多いです。
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逆張りのサイン:
RSIが70以上から下落し始めたり、30以下から上昇し始めたりする際に、逆張りのサインとして売買を検討することがあります。
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50を基準に判断:
RSIが50を基準に、50以上で推移する場合を上昇、50以下で推移する場合を下降と判断することもできます。
RSIの計算方法:
RSIは、一定期間内の上昇幅と下落幅を合計し、その比率を計算することで求められます。具体的な計算式は、 大和証券やSMBC日興証券などのウェブサイトで確認できます。
RSIの注意点:
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過熱感を把握する指標:
RSIは、価格変動が過熱しているかどうかを測る指標であり、トレンドの方向性を正確に予測するものではないことに注意が必要です。
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他の指標と併用:
RSIは、他のテクニカル指標と併用することで、より正確な売買のタイミングを判断することができます。
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トレンド相場での注意:
トレンド相場では、RSIが70以上や30以下に到達しても、トレンドが継続する可能性があります。
その他:
- RSIの期間設定は、14日足が一般的です。
- RSIは、FXや株取引など、様々な市場で利用されています。
- RSIは、オシレーター系のテクニカル指標の一つです。
RSIは、相場の過熱感や強弱を把握し、売買のタイミングを判断する際に役立つ指標です。しかし、RSIを単独で利用するのではなく、他のテクニカル指標や相場の状況を総合的に判断するこ
とが重要です。

逆行に注意、トレンドは分からない