皆さん、こんにちは、いのりです!
4月25日の日経平均株価、なんと666円高の3万5705円で引けましたね!また、日経平均先物は3万6000円を回復しました。 いや~、この勢い、本当に強いです!
さて、明日からはいよいよゴールデンウィーク。皆さんにとって気になるのは、この長期休暇中にポジションを維持し続けるべきかどうか、ですよね。「時間リスク」という言葉もあるように、市場が休場している間に何が起こるかわからない、という不安は当然あります。
特に、トランプ大統領がいつ何を発言するかわからない、というのは誰もが気にするところでしょう。
でも、私は今回のゴールデンウィーク、リスクを取る価値は十分にあるのではないかと考えているんです! その理由を、詳しく説明していきますね。
中央銀行の“バックストップ”に期待!
GW明けには、重要な金融政策決定会合が目白押しです。4月30日~5月1日には日銀、そして5月6日~7日にはアメリカでFOMCが開催されます。
足元ではアメリカのFRBですら、市場の動揺を抑えるための“リップサービス”を行っている状況です。専門家の経済的な見通しが下方修正される中で、来週の日銀も同様に、市場を安心させるような対応を期待できるのではないでしょうか。
IMFも日銀に対し、「金融政策は先手を打つべき」と行動を促しており、 世界中の中央銀行が、市場の安定を意識した慎重な政策を取る可能性は高いと見ています。いわば、“バックストップ”の存在が期待できる、というわけですね。
日本は利下げ期待!?
IMFが「政策金利を引き下げなければ経済が低迷する国もある」と指摘しており、これが日本のことを指している可能性に触れています。日銀の利上げペースについても、「データに基づき、柔軟に進める必要がある」との見解が示唆されています。
半年に1回の利上げペースに固執せず、例えば今夏利上げを見送る、ということも考えられるでしょう。
産経新聞の植田日銀総裁へのインタビュー記事も、日銀が事前に市場に織り込ませる動きを見せている可能性を示唆しており、5月1日の展望レポートで、トランプ政策がどのように 織り込まれるのか注目しています。
これらの動きを考えると、連休中にサプライズがあったとしても、何らかのサポート体制が期待できるため、「時間リスク」は取った分の見返りに変わる可能性があると思うんです。
アメリカ経済の底堅さも追い風に
アメリカでは、自動車販売や鉱工業生産が好調に推移しており、「駆け込み消費」の可能性があります。たとえ関税が引き上げられても、既存の在庫やメーカーの販売戦略によって、この状況が続く可能性があり、市場はしばらくアメリカ経済の底堅さを認識するでしょう。
テキサス・インスツルメンツの力強い売上高ガイダンスも、自動車販売の好調を裏付ける 根拠と言えるかもしれません。
日本の自動車産業は守れる!
日本の基幹産業である自動車産業は守れる。トランプ大統領が日本の非関税貿易障壁に言及しているものの、日本は国際的な認証制度を取り入れており、たとえアメリカの認証を受け入れることになっても、大きな問題はないと考えているようです。
国内需要対策として、自動車関連の税金引き下げといった議論も出てきている。
過去のデータも有利なサイン
アメリカの債券市場では金利の急上昇が一時懸念されましたが、納税期限に伴う一時的な資金移動がその要因である。過去のデータを見ると、4月15日以降、5月初旬にかけて株式市場は強い傾向がある。
日経平均株価も同様の傾向を示しており、自社株買いへの期待感も存在するため、7月初旬頃まで上昇基調が続く可能性も考えられます。
テクニカル分析の観点からも、日経平均株価は「五空(ごくう)」を達成後、四つ目の窓を埋めており、三つ目の窓埋め、そして3万7000円台への上昇も視野に入れているようです。
まとめ
ゴールデンウィーク前後は、確かにトランプ大統領の動向など、予測不能な要素も多く、「時間リスク」が高い時期と言えるかもしれません。
しかし、中央銀行のサポート、アメリカ経済の底堅さ、そして日本の自動車産業への期待感など、 リスクを取った分の見返りの方が大きい可能性が高いのではないでしょうか。
もちろん、油断は禁物ですが、 流れに乗って、思い切って投資してみるのもアリかもしれませんね!