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お米が1年で約2倍に!?5キロ6000円超えも…備蓄米放出も遅れ

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皆さん、こんにちは。いのりです。

食卓に欠かせないお米の価格が、今、驚くほど高騰しているのをご存知ですか? なんと、1年で約2倍にも跳ね上がり、ついに5キロ6000円を超えるスーパーも出てきているんです! この異常事態の背景と、私たちがどう対応しているのか、詳しく見ていきましょう。

「金で作られたものなの?」留学生も驚く米の価格

大阪市内のスーパーでは、コシヒカリ5キロが税込み6350円という衝撃的な価格で販売されています。この値段を見た中国からの留学生が、「金で作られたものなの?」とSNSに投稿したほど、その高騰ぶりに驚きの声が上がっています。

沖縄・那覇市のスーパーでも同様に6000円を超える米が出始めており、全国的に米の価格高騰が止まらない状況です。

過去最大の価格上昇率!家計への負担も深刻

4月18日に発表された3月の消費者物価指数では、2024年の同じ月と比較した米類の上昇率がなんと92.1%と、過去最大を更新しました。これは、この1年でお米の価格がほぼ2倍になった計算になります。

食卓への影響も大きく、おにぎりが15%、外食の寿司が4.7%値上がりするなど、米関連の商品が軒並み高騰し、私たちの家計に重くのしかかっています。

   

期待の備蓄米放出も、小売業者にはごくわずかしか届かず…

政府は米不足を解消するため、備蓄米の放出を進めていますが、その流通には遅れが見られます。3月中旬に放出が始まった約14万トンの備蓄米のうち、3月末までに小売業者などに届いたのは、わずか0.3%ほどということが明らかになりました。

鹿児島・阿久根市のホームセンターからは、「まだ備蓄米の入荷がない」という切実な声も上がっています。品切れを懸念し、これまで5キロが主流だった米を4キロに減らして販売するなど、小売業者も苦肉の策を講じている状況です。

救世主となるか!?「つぶこんにゃく」で“かさ増し”に注目

深刻な米不足の中、 以外な商品が注目を集めています。それは、1袋約100円の「つぶこんにゃく」です。

埼玉・鶴ヶ島市のスーパーでは、つぶこんにゃくを米と一緒に炊いてご飯の量を“かさ増し”する人が増えているとのこと。従来はカロリーを減らす目的で購入する人が多かったようですが、今は米を節約するための賢い知恵として広まっているようです。

東京・渋谷の弁当店では、お米7割、こんにゃく米3割で炊き上げたご飯が人気で、ヘルシーでおいしいだけでなく、米の値上がりの影響も受けにくいというメリットがあります。

今後の価格はどうなる?専門家の見解

来週23日からは備蓄米の3回目の入札が始まりますが、気になるのは今後の米の価格です。宇都宮大学農学部の松平尚也助教は、4月以降、放出された備蓄米がしっかりと市場に出回れば、5月中に米の価格は3000円台後半に落ち着いてくるとの見通しを示しています。

まとめ:賢く節約しながら、価格の安定を待ちたい

お米の価格高騰は、私たちの食生活に直結する深刻な問題です。備蓄米の迅速な流通に期待しつつ、今は「つぶこんにゃく」のようなアイデアを取り入れながら、賢く節約していく必要がありそうです。今後の米価格の動向を注意していきましょう。