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【大阪万博】開幕1週間、初の週末は「夏日」!暑さ対策と混雑緩和が今後の鍵

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皆さん、こんにちは。いのりです。

大阪・関西万博が4月13日に開幕してから1週間。初の週末となった4月19日、会場の夢洲には多くの来場者が訪れました。初日は入場時の混雑が目立ちましたが、この日は一定の改善が見られ、大きな混乱はなかったようです。しかし、早くも今後の課題も見えてきました。

初の「夏日」、暑さ対策に日陰に集まる

この日、大阪市内は快晴となり、最高気温は6月中旬並みの28.1度と、開幕後初の夏日を記録しました。会場では日傘を差す来場者が目立ち、強い日差しを避けようと、大屋根リングの下や予約なしで入れるパビリオンに人が集まりました。74か所ある無料の給水スポットには長い列ができていたようです。

各パビリオンも独自の暑さ対策を講じています。北欧館やオランダ館は並ぶ人に日傘を貸し出し、住友館はパラソルを設置。インドネシア館は数分おきにミストを噴射するなど、工夫を凝らしていました。

来場者の中にも、帽子やネッククーラーを持参するなど、自分で暑さ対策をしてきた人が多くいました。「会場には日差しを避ける屋根が少ないと聞き、万全の準備で来た」という会社員男性の声からは、来場者の万博への不安感の高さが伺えます。

万博協会は、給水スポットの増設に加え、自動販売機も248台設置していますが、夏本番に向けて、新たに移動可能なスポットクーラーを設置していくとのことです。

「スクショ」浸透で入場時の混雑は改善

開幕日に大きな混乱を招いた入場時のチケットのQRコード問題ですが、この日は改善が見られました。万博協会がゲート付近に無料Wi-Fiを設置したり、事前にQRコードをスクリーンショットで画像保存したり、印刷して持参するよう呼びかけたことが奏功したようです。「駅を降りてからほとんど止まらず入場できた」という来場者の声もあり、対策の効果が現れていると言えるでしょう。

今後の山場はゴールデンウィーク、さらなる対策が

来場者も、快適に楽しむための工夫を凝らしています。会場マップを印刷して持参する人や、スマートフォンを使用するためモバイルバッテリーを持参する人が目立ちました。

間もなく始まるゴールデンウィークは、開幕日をしのぐ人数が来場することも想定され、万博にとって最初の大きな山場となります。万博協会幹部は「日々改善し、万全の態勢で迎え入れたい」と述べており、今後のさらなる対策が期待されます。

個人でも万全の準備が必要でしょう。