皆さん、こんばんは！いのりだよ！
今日は、日米間の経済関係に大きく影響を与えるニュースが入ってきました。赤澤経済再生担当大臣が、アメリカのトランプ大統領と会談し、関税措置の見直しを強く要求したとのことです。一体どんな交渉が行われたのか、詳しく見ていきましょう。
赤澤大臣、トランプ大統領と会談
赤澤大臣は、アメリカ・ワシントンを訪れ、日本時間の17日朝、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談しました。その後、ベッセント財務長官、USTR＝アメリカ通商代表部のグリア代表との閣僚交渉にも臨みました。
政府が公開した写真には、トランプ大統領と赤澤大臣が大統領執務室の机を挟んで意見交換をする様子や、閣僚交渉で両国の代表が協議を行う様子が写っています。赤澤大臣の前には、トランプ大統領から贈られた「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」と記された赤い帽子が置かれているのが印象的です。
石破総理のメッセージを伝え、関税措置の見直しを要求
トランプ大統領との会談で赤澤大臣は、日米双方の経済が強くなるような包括的な合意を、可能な限り早期に実現したいという石破総理大臣のメッセージを伝えました。
これに対し、トランプ大統領は、国際経済の中でアメリカが置かれている状況に関する認識や関税措置について説明し、日本との協議が最優先だという考えを示しました。
続く閣僚との交渉で、赤澤大臣は自動車や鉄鋼、10％の「相互関税」など一連の関税措置は、今後の日本からの投資やアメリカでの雇用への影響を踏まえれば極めて遺憾だとした上で、措置を見直すよう強く求めました。
今後の交渉に向けて
双方は、以下の点で一致しました。
- 率直かつ建設的な姿勢で交渉に臨み、可能な限り早期に合意し、首脳間で発表できるよう目指すこと
- 次回の交渉を今月中に実施すべく日程調整をすること
- 閣僚レベルに加え、事務レベルでの交渉も継続すること
赤澤大臣は記者団に対し、「トランプ大統領が会ってくれたことは大変ありがたいことだ。トランプ大統領が『これをやるのだ』というようなことを強く述べたことはまったくなく『日本が協議の最優先だ』とのことだった。今回の協議も踏まえつつ、引き続き政府一丸となって最優先かつ全力で取り組んでいきたい」と述べました。
投資家への影響は？
今回の交渉は、今後の日米間の貿易関係や経済に大きな影響を与える可能性があります。特に、自動車や鉄鋼など、関税の影響を受けるセクターの株価動向には注意が必要です。
また、交渉の結果によっては、為替レートにも影響が出る可能性があります。今後の交渉の行方や、両国政府の発表を判断に役立てていきましょう。
Disclaimer: このブログは報道された情報をまとめたものであり、特定の行動を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってくださいね。
