投資 PR

【日経平均、どこまで下がる?】トレンド、株価水準、モメンタムを徹底分析!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皆さん、こんにちは!最近の日本株市場は、アメリカのトランプ政権による関税引き上げの影響で、まるでジェットコースターのように乱高下していますね。特に日経平均株価は、3月期末の配当権利落ち後から下げ止まる気配がなく、投資家の皆さんも不安を感じているのではないでしょうか。

しかし、こんな時こそ冷静に市場を分析し、今後の動きを予測することが大切です。今回は、日経平均株価のトレンド、株価水準、モメンタムを徹底的に分析し、今後の投資戦略に役立つ情報をお届けします。

1. 本格的な下降トレンドが発生!

まずは、日経平均株価のトレンドから見ていきましょう。移動平均線を見ると、下向きの5日移動平均線が上値の抵抗となり、株価水準が切り下がっていることが分かります。さらに、5日移動平均線は急角度で低下しており、25日、75日の各移動平均線も下向きに変化していることから、本格的な下降トレンドが発生していると言えるでしょう。

また、5日移動平均線と終値の乖離率は、通常だと2〜3%ですが、週末には3.7%にまで広がりました。過去には14.11%まで拡大したケースもあり、今後もさらに乖離が広がる可能性は否定できません。

トレンド転換のポイントは、5日移動平均線と終値の乖離率が縮小し、日経平均株価が5日移動平均線を上回って維持できるかどうかです。もし5日移動平均線を上回って維持できれば、一旦底入れの期待が高まります。しかし、先週のように一度も5日移動平均線を上回れない状態が続けば、さらなる下落が予想されます。

2. フィボナッチ・リトレースメントで株価水準を分析

次に、株価水準について分析します。前回の記事では、日経平均株価が3月のSQ値を下回る可能性を指摘しましたが、実際に先週はSQ値を大きく下回りました。

では、今後どこまで下落する可能性があるのでしょうか?今回は、テクニカル指標の「フィボナッチ・リトレースメント」を使って分析します。

昨年8月5日の安値と12月27日の高値にフィボナッチ水準を当てはめてみると、76.4%の押し水準が3万3337円26銭となり、先週末の安値3万3259円76銭とほぼ一致しました。このことから、現行の株価水準からは一旦底入れの可能性が高まっていると考えられます。

しかし、今後日経平均株価が76.4%押しの水準を下回って戻せなくなるようだと、8月5日の安値まで下落する可能性が出てくるため、注意が必要です。

3. モメンタムの低下が続くかに注目

最後に、モメンタム(上昇・下落の勢い)を見ていきましょう。モメンタムは、これまで下げ止まっていた水準を下回って低下が続いています。今週は、モメンタムの低下が続くかどうかが重要なポイントです。

もしモメンタムの低下が続くようだと、日経平均株価は下落の勢いをさらに強め、8月5日の安値に接近する可能性があります。その際は、リバウンド狙いの買いは控えるか、下げ止まりを確認してから行うようにしましょう。

まとめ:冷静な判断で今後の売買戦略を

日経平均株価は下げ止まりの兆しが見えませんが、いつどのように下げ止まるのか、そのポイントをしっかりとチェックし、今後の売買判断に役立てましょう。

  • トレンド: 5日移動平均線と終値の乖離率、5日移動平均線を上回って維持できるか
  • 株価水準: フィボナッチ・リトレースメントの76.4%押し水準(3万3337円26銭)
  • モメンタム: 低下が続くかどうか

これらのポイントを参考に、冷静な判断で今後の投資戦略を立ててください。