こんにちは、お祈りトレーダーです。
7月3日、日経平均株価は前日比+1011円高の6万9744円で引け、いよいよ7万円の大台が目前に迫る狂乱相場を呈しています。「逆DeepSeekショック(※AIモデルの知識は圧縮不可であり、巨大データセンターが不可欠という新常識)」によって、フジクラやキオクシアなどへの期待が相場を力強く押し上げました。
SNSでは「まだまだ上がる!」「乗り遅れるな!」という歓喜の声が溢れています。しかし、私は今週、静かにポジションを軽く(利益確定し、現金比率を高く)しています。
大衆が熱狂のピークに達した時こそ、スナイパーは冷徹に銃の手入れを始めなければなりません。本日は、私がなぜ今のタイミングで相場から少し距離を置き、次なる「暴落」を祈っているのか、その明確な根拠と次なる狙撃(スナイプ)の条件を公開します。
1. 需給の悪化:迫り来る「1.7兆円の売り圧」と特需の剥落
私が警戒を強めている最大の理由は、今週末から極めて危険な「需給の悪化」が連鎖的に発生するためです。
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① 7月8日・10日の「ETF分配金落ち(約1.7兆円)」
配当再投資の買いピークはすでに通過しました。今週末にはETFの分配金捻出に向けた約1.7兆円規模の強烈な換金売りが市場を直撃します。季節的にも、日経平均は7月初旬にピークアウトしやすい特質を持っています。 -
② 米国「トランプ口座」特需の材料出尽くし
トランプ氏の2期目に合わせた新生児への資金付与(約600万口座・1〜6兆円規模のインデックス買い)期待がNYダウを支えてきましたが、この運用も一段落し、材料出尽くしとなる公算が高いです。さらにNASDAQ100の銘柄入れ替えによる不安定な換金売りも重なります。
2. 忍び寄る「ルービン・ショック」と日銀QTの影
需給イベントだけでなく、ファンダメンタルズの根幹にもヒビが入り始めています。
◆ エヌビディア次世代半導体「ルービン」の歩留まり懸念
AI相場の心臓部であるエヌビディアですが、次世代AI半導体「ルービン(HBM4採用)」の生産調整が伝わっています。新しい半導体の立ち上げ時の粗利率悪化は、過去のブラックウェル発売時と同様、市場のクレジット不安を引き起こすトリガーとなり得ます。エヌビディアのチャートもダブルトップ気味であり、非常に嫌な形をしています。
◆ 日銀のQT(量的引き締め)と為替介入への警戒
日本の長期金利が保ち合いを上抜けました。ブレイクイーブンインフレ率が落ち着いている中での実質金利上昇は、日銀のQTが確実に効いている証拠です。さらに1ドル160円近辺という、前回の為替介入水準に再び達しています。米国市場が休場となるタイミングでの不意打ちの介入があれば、日銀QTとのダブルパンチで相場は一気に崩壊します。
3. ベース・インカムの利確と、次なる「狙撃条件」
良いニュースは終わり、悪いニュースが出るタイミングです。だからこそ私は今週、私の3本柱の一つである『ベース・インカム戦法(1489 日経高配当ETFの日々売買)』において、十分な利益が乗ったポジションを冷徹に売却・利益確定させています。
暴落に怯えているのではありません。次なる大暴落が来た際、優良銘柄を底値で強欲に買い叩くための「実弾(現金)」を分厚く装填しているのです。
🎯 再エントリー(狙撃)トリガー条件
ETFの分配金落ち等で大衆が狼狽売りをし、相場が沈んだところで、以下の「2つの指標」を確認します。
- 7月8日:IMF(国際通貨基金)の世界経済見通し
※ここで日本経済が良好と示されれば、欧州勢の日本株買いが継続する。 - 7月10日:TSMC(台湾半導体)の6月月次売上高
※売上高が大きく伸びていれば、ルービンの歩留まり懸念は杞憂として払拭される。
この2つの数字がクリアされた瞬間にのみ、私は再びスナイパーライフルの引き金を引き、9月まで続く上昇相場に乗るための『インカム・チェーン(配当連鎖)戦法』を再稼働させます。
相場は祈って勝てるほど甘くありません。私が祈るのは、システム通りに実弾を撃ち込める「絶好の暴落」が来ることだけです。
現在、年間配当86.7万円。フェイズ1(100万円)の年内必達へ向け、焦らず、冷徹に、次の獲物を待ち構えます。