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【日経平均+1800円の力強い反発】想定通りのV字回復と来週の展望

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こんにちは、お祈りトレーダーです。

週末、皆様はいかがお過ごしでしょうか。金曜日(6月12日)の相場は、本当に驚くほどの大きな反発となりましたね。

6月12日(金)大引け
日経平均株価:66,020.04円
前日比:+1,802.77円(+2.81%)

先日の記事では、「-2800円の急落はどこまでも続くわけではなく、63,500円付近の支持帯(コンフルエンス)で一旦下げ止まる可能性が高い」とお話ししていました。
結果的にチャートはその通りに動き、不安が広がる中からしっかりと反発して、一気に66,000円台まで回復してくれましたね。下落の勢いに乗って底値付近で空売り(ショート)を仕掛けてしまった方にとっては、今回は少し厳しい踏み上げ相場になってしまったかもしれません。

金曜日のチャートが教えてくれる「トレンド転換のサイン」

今回の+1,800円という大きな上昇は、単なる一時的な反発ではなく、テクニカル的に見ても「上昇トレンドへ戻りつつある」という心強いサインがいくつも点灯しています。

  • 短期移動平均線の上抜け: 上値の抵抗になっていた5日線などの短期レジスタンスをしっかりと超えてきました。上値の重さが和らいでいます。
  • レジサポ転換: 木曜日に、63,500円付近の支持帯(コンフルエンス)一瞬割り込みましたが、その日のうちに支持帯の上に戻しています。63,500円付近が短期的に底であると市場参加者は認識したことでしょう。

【来週の展望】空売りは慎重に。次なるターゲットは直近の高値へ

では、明日(6月15日)以降の相場とどう対峙していくべきでしょうか。

結論からお伝えすると、今は「逆張りのショート(空売り)は非常にリスクが高い」相場環境に入ったと考えています。半導体セクターを中心に力強い買い戻しが入っているため、単なる値頃感で売りを入れるのは控えた方が無難です。

【来週のトレード戦略とシナリオ】

  1. ターゲットは68,500円への再トライ: 相場のエネルギーは上方向を向いています。まずは直近の最高値(68,500円付近)への再挑戦、そして70,000円の大台を試す動きの初動と考えるのが自然な流れです。

【今後のスケジュール】配当再投資の追い風と、7月上旬の「天井」リスク

さらに少し先の7月上旬に向けた、市場全体の資金の流れ(需給)についても触れておきたいと思います。

テクニカル分析ではなく、需給の話になりますが、まず、7月上旬までは企業の配当金が再び市場に投資される「配当の再投資」が期待できる時期です。今年の配当金は全体でおよそ13兆円規模と想定されており、その一部がファンドなどを通じて再び株式市場に流れ込んできます。来週の後半から本格的に配当金の支払いが始まるため、特に割安感のある「バリュー株(割安株)」が買われやすい環境になりそうです。

また、再来週にはアメリカで銀行の健全性を測る「ストレステスト」の結果発表が控えています。無事に通過すれば、これまで少し買い控えられていた銀行株などにも資金が向かうかもしれません。ただ、成長期待の「グロース株」ではなく「バリュー株」が主役の相場は、日経平均など市場全体の指数としては少し上値が重くなりやすい点には注意しておきたいところです。

そしてもう一つ、カレンダーとして強く意識しておきたいのが「7月上旬」です。

この時期には約1.7兆円規模のETFの分配金落ち(換金売り)が発生します。この資金の大部分は日銀に向かってしまうため市場に再投資されにくく、需給の悪化から7月上旬が相場の一旦の「天井」になりやすい傾向があります。
そのため、もし今後68,000円の目標に到達したとしても、そのまま持ち続けるのではなく、7月上旬には少し利益を確定(利食い)しておく準備も視野に入れておく。これが現在の私の見立てです。

皆が不安になって売る場所が「大底」になり、楽観的になって買いに向かう場所が「天井」になりやすい。相場は時として厳しいですが、冷静にスケジュールとテクニカルを見つめれば、しっかりと対策を立てることができます。

来週も周りのノイズに惑わされず、冷静にチャートと向き合っていきましょう。それでは、来週の相場でもよろしくお願いいたします。

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